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最高の経営者、会社、社会、家族関係の構築の流儀とは?

背中マインド

働く世代にとってメンタルヘルス対策、働くことのモチベーション向上、業績を上げることへの様々な方法がうたわれていますが、今回は、終末期から逆算した”人のモチベーションの創出=価値創造”のプロセスをご紹介したいと思います。

多くの経営者、家族などの悩みを紐解いてきた内容です

働き方とは?人との関わり合い方とは?どうしたらもっと活躍してくれるのか?

このような内容を日々、セッションの中でお客様とやりとりすることがあります。それらを勉強して紐解いてきた内容としてシェアさせていただきたいと思います。

よりわかりやすく伝わるにはどうしたらいいかと学びの中で考えた順序項目をご紹介したいと思います

終末期から逆算した生き甲斐を考える

地域包括ケア、終末期医療から学んだ内容のシェアですので、気になった方は読み進めてみてください。

とある夫婦がおりました。ご主人は定年をやっと迎え、それまでひたすらに働き続け、遊びに行くこともままならず必死に働きある程度の財産も増やしていきました。そんなご主人が定年後しようと決めたことは、「これまで支えてくれた奥様と一緒に出かけ、旅をすること」で恩返しをしたいと考えました。

奥様が行きたかった京都旅行へ定年後初めての夫婦旅行

ところが、ご主人は旅先で脳梗塞で倒れたのです。その後、恩返しの夢も絶たれました。奥様は献身的にリハビリを手伝う日々が訪れました。ご主人は、せっかく夢見たのに、また奥様に世話をかけているという不甲斐なさに後悔の念ばかりが募りました。脳梗塞のリハビリというのは、私も見たことがありますが想像を絶するものがあります。思うようにことが進まず、”心”が体以上にダメージを受けるのです。

私も過去に、脳梗塞になった方へ見舞いに行きましたが、奥様などが帰られた後に、「家族のために何もしてやれない、もっと体のことを考えていれば良かった。」

と、どんなに財産を築き上げても心が豊かにならない、迷惑をかけているという申し訳なさで苦しいと話されていました。

どちらの例も実際にあった話ですが、ここでの共通点は

自分という人間が発揮できない

ことにより、心のダメージが起こります。そう、人が終末期を考えた時に、何を求めるかというと

誰かのためになること、社会資源を与える

ということが生きるモチベーションなのです。

これらのことは、働き世代にも通じることがあります。

社会資源となる、オンリーワンの創造

これを与えることがその人を輝かせ、生き生きと働くためのはじめの一歩となります。やらされているという価値から、他者へ何かを与えているという価値創造を従事者は作ってあげてください。

価値とは?

進むべき方向性、大切にしたいこと

を指します。この共有により、伝え方や思考の共有を膨らませていくことが必要です。 伝え方はコミュニケーションについてまた紐解く必要がありますので後日。 とはいえ、まず最も簡単にできる方法が

ありがとう

です。ありがとうを伝えあうことからスタートすることで個としての存在意義を持つことができます。

話を戻します。定年後のご夫婦はその後どうなったか?ここから介護事業としてのあり方やリハビリテーションとしてのあり方の本質にもせまります。

モチベーションを下げる目標設定とは?

よくある光景や耳にすることが、「歩行訓練を一日〇〇分することを目標にしましょう」など、物事の動作を目標介入とすることが多いです。これが介護事業やリハビリテーションのルーティン化された仕組みです。しかしながらこれらの目標は、介護側の都合であり、当人としては、するとどうなるかというモチベーションに繋がりにくいのです。

なんのために?自分のためには意外にも続きにくいものなのです

これは、私も多くのクライアントの方をみてきて感じることがあります。

最初の話に戻しますと、

  • 自分という人間が発揮できているか?
  • 誰かのために与える人間になれているか?

ということを問いたいのです。人の苦痛、特にリハビリや介護を受ける人の苦痛の共通点は

人の世話ばかりを受け続けている

ことが挙げられます。最初に述べましたように、人は、リハビリや辛さがある時は”心”のダメージが強いのです。であれば、ルーティーン化された目標設定を少しだけ変化させることができれば”その人らしら”が発揮できます。

人が発揮できる大枠のモチベーションを築くための目標設定

具体的に、歩行訓練、リハビリの目的は何か?歩けるようになるためか?自分のためなのか?

ではなく、誰のために発揮したいか?です。よって、最初のご主人の場合は、

奥様のために生きたい、奥様が喜べる何かを与えたい

になります。それが大枠となるモチベーションです。

モチベーション維持におけるスモールステップへ

次に、大枠のモチベーションを維持するためにはスモールステップにおける目標達成を細かく刻んでいきます。ご主人は、”一緒に旅をしたい”という夢が絶たれてしまいました。その根底にあったものは何か?

奥様に喜んでほしい

という感謝からの”ありがとう”でした

この”ありがとう”を歩くことが困難になった人が何をすることで

”喜んでほしい=願い”が達成できるのか?

そこで、新しい目標設定がこれです。

週一回奥様のために食事を作りたい

と転換させました。とても簡単なものでいいのです。

もちろんヘルパーさんが手伝いますが、不自由ながらも焼きそばの麺を混ぜる、これだけれいいのです。

そして、奥様に焼きそばを作ってあげたのです。奥様は涙を流しながら喜んだということで、私も話を聞き、涙を流しました。

いかがでしたか?旅行に行く夢は絶たれましたが、ご主人の奥様への感謝は、旅行でなくとも達成されたのです。歩くことの目標よりも、まずできうる何かを転換することで自分の価値が発揮できるのです。

その達成により”純粋欲”を創出させるのです。次に、一緒に庭を散歩したい、桜を見たい。このような設定でいいのです。

与える側が理解するべきこと

自分の考えが、どんどん膨らみ、どんどん前へ前へと進める人と、そうでない人がいます。前者は後者の思考を考えて汲み取ることがとても苦手です。これは、多くの経営者の人たちが悩みます。

なぜできないんだ?なぜそんな考えなんだ?

と悩み苦しむのです。これまでの私の臨床における経験ですが、腰が痛くて歩けない人がいました。

上記の方法で、まず大枠の目標設定を共に作り、次にスモールステップを構築していきます。

歩けない人にまず何をスモールステップとして提示するか?が大切です。これは、どんな仕事においても同じですなぜできないんだ?なぜ歩けないんだ?と考えていてはその人のためにならないのです。

そこで必要なことが、

寄り添う

です。とことん寄り添うしかないのです。これを行い、モチベーションを上げられて人は大勢から慕われることになります。これがカリスマの流儀です。(ここまで行くには長い年月がかかるでしょうが、本物のカリスマを見たことがありますので学ばせていただきました)

話を戻しますと、腰が痛くて歩けない人へのスモールステップのご紹介です。

1まずは、しっかりと立つことをしてもらう→ちゃんと立っているなという確認をしましょう

2ちゃんと立った状態でまずは10歩、歩いてください→歩幅はせまくゆっくりと

ここから、人は変化していきます。「歩けない」が「10歩歩けたんです!!」と感動を共有していきます。このようにスモールステップは必ず共有していきます。そうすることで互いに高め合うことができるようになるのです。そして、大枠のモチベーションは例えば、ランニングできるようにする、(これはあくまでも個人への介入なので個人のモチベーションとしました)などとします。

これはすべて、自分の口から伝えてもらうのです。

他者がこうしましょうというのは受動的となるため、目標達成への継続とはなりにくくなってしまいます。

ですから、必ず”どうしたいか、どうありたいか”を聞き出すのです。これが、本当の意味での

導き

です。これができたら、最高の経営者、会社、社会、家族関係の構築

となることと思います。

 

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