日本一パンプスとヒールウォーキングに詳しい姿勢調律士がパンプスの全てを教えます!

姿勢調律士は実は、”日本一パンプスとヒールウォーキングに詳しい!”です。ここまで足の構造と足の構造について調べ、実践してきた人は他にいないと思います。
ヒールハンターこと野口早苗は、とにもかくにもヒール、パンプスの歩き方を研究してまいりました。そして気がつけば、あらゆるメーカーさんの靴を試すようになりました。そして作る製法、職人さんたちとも知り合うことができ、事業にも参加させていただけるようになりました。靴作りの工程までをお伺いすると、実に手前のかかる作業で、これは大切に履きこなさなくてはと思うのです。職人さんたちの想いをより多くの女性に私からもお伝えしたく書かせて頂きます。
今回は、自分が足を痛めた苦労から確実なヒールウォーキング、失敗しないパンプスの選び方までをご紹介したいと思います。
▫️10月5日6日は難波高島屋にてi/288のパンプスメソッド研究所にて姿勢アドバイザーとして出張しておりますので皆様のお越しをお待ちしております。http://www.pumps288.jp
そもそもなぜ私がパンプス、ヒールに凝り出したのか?10年に及ぶ研究をまとめてみました。
甲の疲労骨折でパンプスが履けなかった自分がピンヒールを履きこなすまで
ダンサー時代に足の甲を疲労骨折しました。とにかく歩くこともままならなくなったのです。ヒールは愚か、サンダルでも歩くことに支障をきたしたのでした。徐々に痛みが消えていくとパンプスを履き出しましたが、たまに足の甲が痛くなるのです。それでもパンプスを履きたい!(これが女性の心理なんです)
さらに当時(15年以上前)ダンサー特有の歩き方をしていました。
ガニ股で歩いていました。よく母に注意されましたが全く気にも止めてませんでした。すると、ヒールの左足だけがすぐにすり減っていくのです。さらに左足だけ靴をすぐダメにしてしまうほどでした。そして外反母趾も痛くなる。
ヒールで歩くとどうしても激痛が走るほどだったのです。急激にバレエをしすぎておきたことでした。怪我をしてからは正しいかかとのあげ方からバランスまでを学んできましたが、どうしてもヒール負けしてしまうのでした。ある日整体の先生にこの話をし、「靴擦れがないヒールはないだろうか」と聞いたところ一言、
「お前の歩き方が悪い!」
そう言われたのでした。なるほど、靴のせいではなく、歩き方のせいだったのか!!と衝撃を受けたのでした。
靴擦れしないパンプスを選ぶまで。見せるため、歩くためのパンプス
それからと言うもの、足の骨格構造を調べていきました。さらに、自分の体重を足のサイズ(20数センチ)の中でどこにおくか、これがまず最初のパンプスで歩くために必要なことでした。
ところが、立ち姿勢の時と歩き姿勢の時では体重の乗り方に変化が出ます。これを研究していくと、
- 見せるためのパンプス
- 歩くためのパンプス
この二つのパンプスの存在を知りました。これは先日矢口さん(日本一のパンプスの職人さんです)とデパートで視察をしているときに教えてもらったのですが、
「この靴歩きやすいんですよね」と言うものは歩行解析をしてきたものであるとのこと。例えば、フェラガモやトッズ、などイタリアブランドは歴史を持ち、歩行解析をしながら靴型を作ってきたというのです。(靴の裏側を見ておお、素晴らしいと感嘆しておりました。)
なるほど、だから歩いていて楽に感じるのだと思いました。逆に、見せるパンプスとは簡単に言いますと、
”レッドカーペットで映えるパンプス”
です。これはあくまでも悪いとは言いません。足先まで美しく見せるというのもパンプスの一つの強みですから。シーンにより我々はパンプスを選ぶ必要があったということです。
個人的には、夏はいつもタンゴシューズ(コムイルフォー)を履いています。
こちらはピンヒールながら”踊るための設計”をしているため、とにかく安定感に優れているのです。とはいえダンサー用に作られていますからそれなりに脚力などが必要になります。しかしながら履いているうちに美脚へと変化させてくれますので、ながらエクササイズとして履きながら美脚作りを目指してみてはいかがでしょう。
靴とは”履き心地”もさることながら車と同じように”乗り方=履きこなし方”までもを考える必要があることを学んだのでした。
ヒールハンターが持っている日本のパンプスブランド
もちろん日本メーカーもとてもは着心地の良いパンプスがあります。あくまでも私の足に合っているという限りでのご紹介となりますが、
Riz(Mode et Jacomo) https://shop.mej.co.jp/shop/brand/Riz%20raffinee/
の靴はヒールで歩く練習をしていた頃から履いており、早6年ほども同じパンプスを履き続けています。
Yoshikohttp://www.newlondon.co.jp
こちらのパンプスは履いた瞬間に足全体が包み込まれるような柔らかい革でできています。6センチほどのヒールですが、旅先でも疲れません。
パンプスは足の形が顔と同じくらい千差万別なのでベストをお伝えするのはもちろん難しいですが、メーカーにより木型が違うため、お気に入りのメーカーを見つけてみるといいかと思います。まだまだご紹介したいメーカーも沢山あるのですが、今回のご紹介まで。
失敗しないパンプスの選び方
では、失敗しにくいパンプスの選び方をご紹介します。基本はヒールが内側についているものを選んでください。詳細はこちらをご参照下さい。
このパンプスの選び方によって歩き方は格段に変化します。パンプス選びはどこからみても美しい!と思える黄金比を探すようなものかなと思うのです。
パンプスで歩いても疲れないポイント紹介
次にパンプスは靴の問題ではなく、歩き方で変わると最初にお伝えしました。そのメカニズムの詳細はこちらをご参照下さい。
これらの方法により、私の疲労骨折の古傷は全く痛くなくなったのです!それを可能にした最もシンプルなことは
背中意識!
これでした。とにかく背中を伸ばして歩くのです。これがパンプスを履いたときに必要な姿勢です。
ヒールウォーキングは小股で歩くようになります。実に70代の女性も「諦めていたヒールがまた履けるようになったわ!」ととても喜んで頂けた次第です。
理念は形になる。より美しさを求めて
現在i/288の事業に携わらせていただいておりますが、姿勢調律士としての理念と事業の理念が一致したからこそ携わらせていただけのだと思っております。その願いは
女性にさらに綺麗に歩いてほしい
そう、パンプスとは女性の憧れです。しかしながら足が痛い、疲れるなどのクレームは正直多く、靴業界もとても大変な状況です。私の経験上、これらの打開策としては
パンプスのサイズの再構築+パンプスでの歩き方の普及
これが必要であると感じています。足は一生物です。その足を守るということは
いつまでも美しく健康に歩き続ける
ことを意味すると思っております。これが私が(社)日本姿勢調律協会を作った理念です。美しさをシェアしていくことは感動という喜びの共有へと繋がります。その喜びの共有をもっと沢山の方と分かち合えたらと感じております。
これからの皆様の美しさをより心地よいものとなれるようなサポートを続けて参りたいと思います。
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